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RADIALL | TRUE DEAL - SQUARE BUCKLE BELT / STUDS
ここ最近ナイロンテープのベルトやイージーパンツばかり愛用していた反動か、レザーベルトなんていうアメリカンカジュアルの基本の基的なアイテムに惹かれています。 そのきっかけは RADIALL から届いたこのスタッズベルトで、バックルはスタンダードなスクエアのピンバックル、細かいバスケットウィーブが型押しされたバッファローレザーの本体にアメリカ製のスタッズとストーンが大人しく打ち込まれています。 スタッズベルトなら合わせるボトムはジーパンで、が相場なのでしょうが春夏シーズンには何となくディテールが多すぎるというか贅沢すぎる気がして自分なら T/C のワークパンツと組み合わせたいなって感じです。 幅30mmのナロータイプってところもワークパンツと相性が良いと感じます。 RADIALL のワークパンツはベルトループがジーパンと同じ幅なのでスタッズベルトと言えば、な45mm幅のベルトも通るのですが、なんでしょう?ディッキーズのベルトループが小さくてこんなテープ幅のベルトを使っていた経験からかワークパンツにはこの幅が一番似合うと感じています。 それにしてもこんなに細かいバスケットウィーブ、よく型押し出来たなと感心させられます、見事です。 使い込んでレザーに光沢が現れて、スタッズの先端のメッキが剥げてくるとさらにかっこいいでしょうね。 伝わってます?伝わってるよ、っていう貴方のご来店、心よりお待ちしております。

GOOD HELLER | 2nd TYPE WIDE DENIM JACKET
古着人気の今、レギュラー物の高騰もさることながら、ことビンテージのGジャンともなればウン百万円なんて金額のものも。 確かに時代的背景や希少性を考えて有名なデニムジャケットにそんな金額が付くのも言ってみれば今らしいというかなんというか。 かくいう自分も青春時代に古着ブームの洗礼を受けてきた身としてビンテージデニムジャケットへの憧れはもちろんありますが、同じ時代にアメカジを愛した言ってみれば同志ともいえるデザイナー達が、ビンテージに敬意を払いつつも各々のアイデアで、現代だからこその良さを持ったデニムジャケットを作っています。 このグッドヘラーのGジャンはリーバイスの 507XX 、通称「セカンド」をベースデザインに、506XX 通称「ファースト」のディテールをミックスした一着。 90年代後半から00年代初頭、自分の周りではかっこいいやつに限ってGジャンはセカンドを選んでいて、音楽が好きなやつは糊をバキバキに残したリジッド状態の物をオーバーサイズで。 バイクが好きなやつは古着屋で程よくヤレた個体や内側にブランケットの裏地が着いたものを選んで着ていたものです。 ファーストはというとやはり古着好きの王道であって、当時流行りのスタイリングで上はピチピチ、パンツは大きめを腰パンで足元にはどでかいジャックパーセルだったりジョーダンだったり。 レッドウィングの 875 なんて合わせている奴はうまく都会の流行もミックスしてインナーが裏原ブランドだったり。 とまぁ少し脱線しましたがファーストはワークウェアのイメージが強くディテールもまた然りで、なかでも後ろの尾錠は古いGジャン、Gパンの証し的なディテールで、その見ために憧れていたものです。 そんな自分の好みをここのデザイナーと話したことはありませんが、どうやら似た者同士なようで。 セカンドをベースにバックスタイルはファーストをサンプリング。 ボタンは月桂樹のドーナツボタンでこのあたりもファーストの大戦モデルのディテール。 さらに背中にハギの入るTバックスタイルも昨今の 506XX の高騰をさらに加熱させているディテールで、ある意味一番今の時代を表しているデザインだと言えます。 いい服は内側も美しいということで。 前立て内側のセルビッジ使い。 大型の織機がある現代においてセルビッジを使うことはむしろ効率の悪いことですが、このこだわりがグッドヘラーのプロダクトの魅力です。 173cm / size : M シルエットも良い意味で綺麗すぎず、セカンドらしい身幅の広さ、といってもそれはサイズ次第だろって話ですが、自分にはMサイズがとても気持ち良いサイズで、リーバイスなら44ってところかなと思います。 このくらい野暮ったさを残している方がGジャンは永く使える、とこれは自分の持論ですが、それなりにいろんなGジャンを着てきて自分は今そう思います。...